5月24日の授業のおさらい

(1) 松武校長による、前回(4月26日)の授業のおさらい

(2) 浅倉先輩の音作り実践講座!

(3) みつ子先輩の作詞講座!

(4) 今回の小テスト

(5) 授業の感想


松武校長による、前回(4月26日)の授業のおさらい

前回のおさらいをします!
4月26日のおさらい シンセサイザー、音の3要素、覚えているかな?
【VCO】、【VCF】、【VCA】

覚えていないキミ、前回の授業を復習しよう
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シンセサイザーは、この3つのセクションに分かれていて、それはどんなシンセサイザーでもみんないっしょ、もちろんGAIAもね。




はい、ということをおさらいのつもりでかきました!

4月26日のおさらい
【VCO】これはオシレーターでしたね。
4つ波形があります。

【サイン波】、【三角波】、【ノコギリ波】、【パルス波】
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もうひとつ、ノイズっていうのがあるんだけどね。ということで、まずは4つの波。

その次が【VCF】。
覚えていますか?フィルターですね。
日本語に直すと「濾波器」なんていうんですが、そんな難しい字は書けなかったので(笑)

おもに、
【LPF】(ローパスフィルター)と
【HPF】(ハイパスフィルター)の2つです。
この2つを使い分けることでいろんな音色が作れると。
1限目で実際に音の聴き比べをしましたね。覚えていますか?
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次が【VCA】、これはアンプ、増幅器ですね。
音がでっかくなったりちっちゃくなったりする。

それぞれに実はね、これ以外に、ここに、ほんとは【EG】っていうのがあります。
【EG】というのは、「エンベロープジェネレーター」といって、時間的な電圧の変化を与える装置ですね。

【EG】に【VCO】に加えると、ピッチがピューンって上がったりさがったりする
【EG】に【VCF】に与えるとフィルターが開いたり閉じたりする
【EG】に【VCA】に与えると音が大きくなったり小さくなったりする。

それ以外に【LFO】「Low Frequency Oscillator」っていう低い周波数があります。

【LFO】をVCOに加えると『ビブラート』
【LFO】をVCFに加えると『ワウワウ』※ワウワウっていっても放送局じゃないですよ(笑
【LFO】をVCAに加えると『トレモロ』みたいなことになります。

授業では、この3つの音について、松武校長と浅倉先輩が、
タンスこと「moog IIIc」で実演・解説をしました。

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ビブラート、トレモロ、ワウワウこれをおぼえると音色作るにはバッチリです。
例えばネコみたいな音を作リたいっていったら、ワウワウを使って下さいね。

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浅倉先輩の音作り実践講座!

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前回、あずきの鳴き声を作ったが、今回はシンセ界の王子、浅倉大介先輩に即興音作りの実践をしてもらおう!

『舞くんからのリクエストその1』ラムちゃんの飛ぶ音

浅倉先輩
「えーと、この音はどんな音だったか…ピコピコした音だったから…」
パルス派つかって、ピコピコするので、LFOをピッチにかけて…

いろんな波形がありますけどね、いろんな波形が入れられるんだけど、これ、『ピッチ』にかかってます、ビブラート。

で、音程を変えなきゃいけないから、オシレーターのエンベロープジェネレーター、
下がってこなきゃいけないので。

んで、余韻をかける・・・すると・・・

これは実際に音を聞かないと伝えきれないので、タイムシフト視聴を!
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『舞くんからのリクエストその2』ヤマトの波動砲の音
これはみつ子先輩が挑戦しています!浅倉先輩のアドバイスとともに。
浅倉先輩の音作りと、波動砲の音は2限目のタイムシフト視聴⇒コチラから!

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みつ子先輩の作詞講座!

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テクノスクールの校歌ができました!
校歌の詞は生徒・視聴者のみんなから詞を募集しようとおもう。

詳細⇒番組で流した校歌(仮アレンジ)の音源はコチラ
詳細⇒譜面はコチラ


そこで、本校文芸部の小室みつ子先輩から作詞の極意を学ぼう!


みつ子先輩
だいたい私が作詞をするときは、100%曲が先なので、だいたいアレンジができあがったものを聴くんです。

何度も曲を聴いてイメージするんですけど、詩を書くには物語を思い浮かべて風景が頭のなかに浮かんで出てくる。
それはアレンジャー・作曲家の気持ちが音に入っているんですよね。「ここはオイシイメロディだ!」とか、リズムだけでも音がふっと抜けたり、リズム抜かしたり。あの大サビが入って来るところ『ココはオイシイメロなのでいい言葉入れてね』みたいなのが、『何にも言わなくても音から伝わってくる』んです。

だからまずは、『曲を作った人の気持ちを受け取る』というのが、すごく大事ですね。
私はストーリーから入るんです。
私が作詞を書き始めるときは8割方できているんですよ。
ストーリーがあって、「主人公」がいて「場所はどこなのか」「夜なのか朝なのか」「部屋の中なのか、外なのか」。全部設定決めて、でまず映画みたいにシチュエーションを全部決めて、ストーリーを全部決めて、ワンシーンを切り取るのが歌詞だと思うんです。

言葉には『リズム』と『抑揚』があるんですね。たとえばオケが入っていると、そのオケのまず「リズムを壊さないよう」に、そして「メロディの抑揚を壊さないように」。


校歌はすごくシンプルにテーマが決まってますが、ここは「テクノスクール」なので、やっぱりポップなはめ方をしたい。

たとえば校歌の出だしの「タタターンタタ」ていうところの伸ばす音(ターン)を一文字で入れると平べったくなるんですよ。
※舞ちゃんから「宇宙的な方が良い」とのリクエスト
例えば「惑星から」と「惑星が」だと「わくせいーから」と「わくせーいが」になると思うんですけど、「惑星から」だと1音に2文字になってグルーヴ感が出るんですよ。

とても書ききれないプロフェッショナルな続きはタイムシフトで!

☆みつ子先輩から作詞・校歌作詞についてのアドバイス☆

『作詞について』
メロのどこで切るか、というのがイマイチ伝わらなかったかなあと後で思いました。要するにブレスをするところを切って、そこは言葉を繋げないほうがメロが活きるという意味です。どうぞ自分なりの手法で楽しんで作詞してくださいね。

『校歌作詞のアドバイス』
これは授業の中でほぼ言ったような気がしますが、校歌なので、どこかに「テクノスクール」という文字を入れる縛りだけはあると思います。私が最後に「おいしい」と言った箇所は、そこだけ独立して半音を使った別メロなんですね、そしてその後、ブレイクがあってしみじみと終わる。この半音が入ったところと最後の部分に学校名を入れるか、それか心に残る言葉を入れられたら余韻が残っていい校歌になると思います。


詳細⇒2限目のタイムシフト視聴はコチラ
詳細⇒番組で流した校歌(仮アレンジ)の音源はコチラ
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※togetterでまとめてくれた方もご紹介!anehimeさんコチラ

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