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六時限目&エピローグ

サンプリングとリズムアンサンブルによる楽曲を創り方

皆さん、5時限目までしっかり復習できましたか?
復習が出来ていれば、すみれさんのようにもう1人で音創りが出来るようになっているはずです。

それでは6時限目の復習をしましょう。

音創りから、作曲の入り口となる次へのステップへの入り口です。
しっかり復習してくださいね。


サンプリングとは

楽器音や自然界の音(声も録音できます)など世の中にあるあらゆる音を録音する、つまりサンプル(抽出)することなんです。サンプリングする時は、サンプラーを使って録音します。授業では「SP-404EX」を使用してサンプリングしていました。このサンプリングした音で新たに楽曲を構成することが出来ます。「シンセサイザーが発展する時の重要なポイント」と氏家教頭もおっしゃっていましたね。
そして、サンプリングした音源はあらゆるエフェクトを使って加工することも出来ますし、DJシーンでも良く使われています
この後に出てくる「HandSonic HPD-20」の打楽器の音も、サンプリングした楽器音で構成されています。

リズムアンサンブルによる楽曲の創り方

「音楽を作る上で一番大事なのはリズム!リズムによって、楽曲の根底が決まる。」と氏家教頭がおっしゃいました。リズム隊(ドラム・ベース)はバンドにおいても要(かなめ)ですね。GAIAのアルペジエーターを使うとリズムを刻むことが出来ます。音色でアタック、リリースとレイヤーで創ることにより、ドラムの音を創る事ができますし、ほとんどのドラムマシンを搭載していますので、まずはリズムを創るところから始めます。ドラムパターン、ベース音を鳴らしながらコードをあわせると、もう楽曲っぽくなりますね。

楽曲の創り方は様々ですが、
リズムを創る→ベース音を創る→コード(和音)を創る
と言うのをやりました。
これは楽曲製作においてとても有効なパターンで、(特にメロディからコードを創るっている方は)想いもよらないアイディアが生まれるきっかけにもなり、楽曲の幅が広がります。この方法での作曲を試してみては如何でしょうか。


エピローグ

これで、テクノ・スクールの復習編は終わりになります。
「シンセサイザーに自分の想いを入れることで、自分の音楽が創れるようになる」と、松武校長はおっしゃいました。まさに、自分の鏡なんですね。
そして「テクノは忍耐」と松武校長がおっしゃるように、音を創るまではとても大変な作業になると思います。しかし、テクスクで学んできた皆さんは、全く知らない状態から音を創るよりも、自分の思うように音創りが出来るようになったと思います。
「シンセサイザーは決して難しい楽器じゃない」とプロローグでも申し上げました。テクスクをご視聴いただいた皆さん、復習編でバッチリと覚えこんできた皆さんなら、きっとステキな音、そして音楽を誰よりも自由に作れると、そう信じています。


音楽は決して難しくありません。自分の考えたこと、想いがそのまま反映されるのです。

テクスク2ndシーズンはこれで修了となりますが、すみれさんをはじめ、皆さんも新たな一歩を踏み出したに過ぎません。

テクノ・スクール 2nd Seasonをご視聴頂きありがとうございました。
皆さんにとって、誰よりも輝かしい音楽が創れる事をお祈り申し上げます。