3 時限目まで一通りのことをやり、音が作れるようになりました。皆さんいかがですか?
今回はより一歩進んだ4 時限目の復習をしていきましょう。
フィルターのカットオフとレゾナンス
フィルターには「カットオフ」と「レゾナンス」があります。レゾナンスについては1 時限目で少し触れましたね。この部分について、すこし深く突っ込んでいきましょう。
「カットオフ(CUTOFF)」では「通過する周波数を決め、音の明るさや太さを設定」します。カットオフはそれぞれ「どの周波数を通すか」を決める事ができ、音の明るさや太さをより細かく設定する事ができるのです。
ではカットオフをする事により、それぞれどのように作用するのでしょうか。GAIA の場合で説明しましょう。
フィルターのカットオフとレゾナンスでは、「カットする周波数周辺を強調(共振)させる」働きがあります。この設定を大きくすると、より強調の度合いも大きくなり、シンセサイザーらしい独特の音に変化します。
レゾナンスの効果を高めたいときは、カットオフの設定を小さめにすると良いようです。
エフェクト
エフェクト(EFFECT)とは、「音に迫力や広がり、余韻など様々に音を加工・演出させる効果を与える事」ができます。 2 時限目では「エコー」「ディレイ」「リバーブ」について触れましたが、他にも種類があるのでその一部をご紹介しましょう。
4 時限目はここまでになります!
少し難しいお話になってしまいましたが、百聞は一見にしかず、是非実際の音を聴いてみてくださいね。