4月26日の補講

(1) 4月26日の機材紹介

(2) 4月26日の用語解説

(3) 4月26日の楽曲解説

本日の機材紹介

GAIA

Roland GAIA SH-01
ローランドシンセサイザーの入門機!
これ一台でシンセサイザーの基本はすべてマスターできる。さらに「GAIA SYNTHESIZER SOUND DESIGNER」を使用することで教育的見地はさることながら初心者でも複雑な音色を生成できる。



JUPITER80

Roland JUPITER-80
30年前のJupiter-8のよみがえり!
ローランドシンセサイザーのフラッグシップ機!!
歴代SH JUNOシリーズの音色はさることながらBehavior Modeling TechnologyによるフルSuperNATURALサウンド。
素晴らしい演奏表現力を実現したライブ・シンセサイザー。



VP770

Roland VP-770
「T O K I O !!」
ボコーダーといえばVPシリーズ
初代VP-330から30年あまり・・・
ロボットボイスの代表機!!
1人でソロ歌手、コーラス隊も演奏可能




SP404SX

Roland SP-404SX
「T O K I O !!」
簡易サンプラーの代表機
操作の手軽さからスタジオ録音はもちろんのこと、さまざまなアタッチメントも内蔵していて、ライブやClub DJの間でも使用されている。




moogIIIc

moog IIIc
39年前、1$=360円時代 輸入税+贅沢税+分割払いの手数料で
総額 1,200万円
とんでもない時代だ!!
現在は同様のソフトシンセサイザーが3万円程度で購入できるが本家は頑固ものであるが故に他の追従を許さない!!





本日の用語解説

オシレーター(VCO)
発振器。音の波形と高さをコントロールする装置。

フィルタ(VCF)
濾波(ろは)器。音の明るさをコントールする装置。

アンプリファイア(VCA)
増幅器。音の大きさをコントロールする装置。

エンベロープ
音に時間的変化を与える回路。エンベロープ=封筒(のフタ部分)を意味している。

LFO(Low Frequency Oscillator)
低周波発振器。変調用に使用される。

サイン波
波形の一種。周波数成分がひとつしかない最も基本的な波形。

ノコギリ波
波形の一種。周波数成分が多く様々な音色で活用される波形。

三角(トライアングル)波
波形の一種。ノコギリ波より周波数成分が少なく、丸みのある音になる。

矩形(パルス)波
波形の一種。振幅が最大値と最小値を周期的に繰り返す。

ADSR
エンベロープの構成要素。Attack=立ち上がり、Decay=減衰、Sustain=減衰後の保持、Release=余韻を意味する。



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本日のアーティスト・楽曲解説

YMO (Yellow Magic Orchestra)

1978年に結成された日本の音楽グループ。YMO(ワイ・エム・オー)と略称される。テクノポップと呼ばれるジャンルを代表するグループである。
メンバー
細野晴臣(ベース)
高橋幸宏(ドラムス・ヴォーカル)
坂本龍一(キーボード)

1980年代初頭に巻き起こったテクノ / ニュー・ウェイヴのムーブメントの中心にいたグループの一つであり、シンセサイザーとコンピュータを駆使した斬新な音楽で、1978年に結成されてから1983年に「散開」(解散)するまでの5年間で日本を席巻した。活動期間中には米国等でのレコードリリース、及びコンサートツアーも行っている。英語圏で著名な日本人ミュージシャンでもある。1993年に一時的に「再生」(再結成)しており、また2007年にも再々結成している。
ライブにおいてボコーダーボイスで挨拶する事でも有名。いくつかのライブ盤でそのボコーダーボイスによる挨拶を聞く事が出来る。


HMO(Hatsune Miku Orchestra)

2007年8月に発売された音声合成ソフト初音ミクは動画投稿サイトニコニコ動画を中心に様々な楽曲の発表に用いられているが、その中で日本のテクノポップの歴史を代表するグループであるイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の関連楽曲のカバーはYMOをもじったHMO(初音ミクオーケストラ=Hatsune Miku Orchestra)と呼ばれ一つの人気ジャンルを形成している。

「HMOとかの中の人。(PAw Lab,)」による音声合成ソフト初音ミクをボーカルに用いたイエロー・マジック・オーケストラのカバーアルバム。キャッチコピーは「20世紀に想像した、21世紀の声がここにある。」。
「HMOとかの中の人。」による自主制作YMOカバーアルバムが、2008年12月に東京ビッグサイトで開かれた大規模同人誌即売会「コミックマーケット75」などで『HMO and WORKS』として発表された。しかし、初版・重版ともに即完売し入手困難となっており、新たに『Hatsune Miku Orchestra』が一般販売されることとなった。元々HMOという名前も本アルバムの作者個人をさす名称として用いられていたもので、後にHMOの単語自体が初音ミクによるYMOカバー全体を指す名称となったことから作者自身は「HMOとかの中の人。」と名乗るようになったという経緯がある。

本作については、YMOメンバーである細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏が直接許可し、YMOとの関係の深いセニョール・ココナッツや松武秀樹も絶賛しているという。


BEHIND THE MASK(ビハインド・ザ・マスク )

作詞者:クリス・モスデル
作曲者:坂本龍一
プロデュース 細野晴臣
初収録は1979年にリリースされたイエロー・マジック・オーケストラ(以下、YMO)のアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』である。しかしライヴでは1stアルバム発売前のデビューライヴから演奏されている。
メロディは坂本と高橋幸宏が共同で担当したため、ある時期まで高橋が作曲者として連名でクレジットされていた。

この曲を聞いたアメリカの音楽プロデューサーであるクインシー・ジョーンズが気に入り、マイケル・ジャクソンのアルバム『スリラー』レコーディング時期に、マイケルによる補作詞及びメロディを追加したカバーバージョンを録音した。


君に、胸キュン。

作詞:松本隆
作曲:細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏
イエロー・マジック・オーケストラの7枚目のシングル。YMOのオリジナルアルバム『浮気なぼくら』の先行シングルとしてリリースした「テクノ歌謡」。
「かわいいおじさんたち」というコンセプトで発表された今作は、今までの無機質なイメージとは全く違う、アイドルのような爽やかないでたちの三人がパフォーマンスを繰り広げ、大きな話題をさらった。立花ハジメが監督したPVでも3人が振り付けをつけて踊っていることも含め、それまでの路線と大きく一線を画した。

上述のアルバム「Hatsune Miku Orchestra」に収録されている。



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